やっとこさ…2

昨日はさわりだけですいません。

今週の『週刊ダイヤモンド』の話でした。

本屋やコンビニでも売られているような雑誌で、こういった特集が組まれたことは画期的なことだと私は思う。



大手仲介業者の詐欺みたいな手口がこんな風に紹介されたのは初めてではないだろうか?

反対に言うと、大手仲介業者もやり過ぎなんだよな…。

ホントに合法的な詐欺ですからね。

被害者は多いと思いますよ。



では、『週刊ダイヤモンド』の中身から。

いきなりインパクトあるイラストから始まる。

冒頭の言葉もいい。



売却漫画



多くの人が不動産の購入には心血を注ぐが、売却には無頓着で数百万円も損をしている。



その通り。

売却に対して無防備な人が多過ぎる。

大手仲介業者に任せれば安心と考えて、好きなようにされてしまう売主が非常に多いのだ。



で…。

この漫画ね。

昨日も載せたから読んでくれた人も多いかな。



売却1

売却2



踏み込みが甘い部分はあるものの、興味深いデータが多くて参考になりました。

例えば、こういうの。

できれば何国中の26位だったのかが知りたかったけどね。



実は、日本の不動産市場の健全性は、先進国の中で、ぶっちぎりに低い。米国の総合不動産サービス大手のJLLグループが2014年に世界の不動産市場の透明度を数値化したが、日本は26位で、チェコやハンガリーの後塵を拝している。透明度が低い大きな理由は、マンション管理の共益費の内訳が非開示になっている点と、56ページで紹介する不動産売却における「両手仲介」にある。

海外では禁止すらされているような取引形態が日常となっているのだが、さらに、その取引を行う現場の営業マンは、常日頃から上司の強いプレッシャーを受けている。これでは、顧客視点を忘れがちになるのもおかしくはない。





ここで問題となっているのは「両手取引」です。

少し前に説明したことがあるので覚えてくれている人もいるかな。

実は、「両手取引」ってアメリカなどでは禁止されている取引なのです。



両手と片手



何故、禁止されているか?

こういうことが起きるからです。

干す・値こなし・囲い込み(笑←えげつない隠語やな)。



全ては両手のために



全ては両手のためにって(笑)!!!



『週刊ダイヤモンド』、いつになく攻撃的ですね(笑)。

担当者が大手仲介業者とケンカでもしたのかしらん(笑)?

かなり攻めてる。



不動産仲介業者の売上は仲介手数料です。

いくらで売れるかは関係ないわけ。

だから、両手取引を狙うために積極的に営業せず、「売れません、売れません」を繰り返し、値段を下げさせたうえで、自分のお客様(手数料を貰える相手)に売る行為が起きてしまうのです。

何度も書いているので、私のブログを読んでくれている人には分かってもらえますかね?



売れるのに、売らないのですよ、ホントに。

他業者に売られてしまうと買主からの手数料がもらえないから。

信じられます???

すんごい恥ずかしい行為でして、私には信じられません。



かこいこみ
(日常茶飯事です)



その「両手取引」について、非常に面白いデータが載ってました。

どうやって調べたんだろう???

信憑性は定かではありませんが、なかなかリアルな数字ではありますね。

真ん中の表なんだけど、字が見えますか?



片手と両手



1回の取引でどのくらいの手数料を稼いでいるかの表が載ってました。

週刊住宅新聞の情報だそうです。

このデータは2013年度上期のもの。



ご存知のように、仲介手数料は約3%です。

ですから、片手取引の場合だと、もらえる手数料は当然ながら約3%になります。

そういうイメージを持ちながらこの表を見て下さい。



三井不動産リアルティネットワークは5.18%。

住友不動産販売は5.10%

大京グループは4.89%

大成有楽不動産販売グループは4.52%

住友林業ホームサービスは4.51%

東急リバブルは4.24%




三井不動産リアルティネットワークって「三井のリハウス」のことですよ。

同業者の皆さんには分かってもらえると思うんだけど、なかなかリアルな数字だと思いません?

上位の業者はほとんど「片手取引」をしない、と考えていいような数字です。



私が持っているイメージに非常に近いですね(笑)。

こういうデータが人目につくような形で公表されたのは評価できるよなあ。

ありがとう、『週刊ダイヤモンド』(笑)。



それなのに…。

大手仲介業者だから安心と考えて、無防備に任せてしまう売主さまが多いわけ。

そりゃ、健全な不動産市場ランキングで26位になるわな(涙)。



ね?

今回の特集は面白いでしょ?

同業者は買うべきじゃないなあ。



最後に…。

踏み込みが甘いと書きました。

ホントはもっと汚いことが起こっています。


詳しく知りたい方は以下を読んでみて下さい。

大手なんか合法的詐欺の集まりやんけ!

と私が毒づく理由が分かると思います。



売るを鍛える売却トレーニング
売るを鍛える



本当に恐ろしいんだから。

ま、それでも私は大手仲介業者とも仲良く付き合っていきますけどね(笑)。

だって、やっぱり大手に依頼する人が多いんだもん(涙)。



非常に非情な不動産業界のなか、ウルトラ零細企業エスマガは甘ちょろいことばかり言ってられないので、いろんな業者さんの間をコウモリのように飛び回っております(笑)。

誰ともケンカしない(笑)。

コウモリ



ちょっとした風向きの変化も見逃しません。

不動産仲介業界は情報が全てですから。

風見鶏



残念ながら情報を持っている者が強者なのです(涙)。

そして、だからこそ大手に「専任」で依頼なんかしちゃダメですよ…。



阿倍野区の不動産屋の独り言でした。 

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やっとこさ売却希望者向けのマトモな記事が出てきた…

時間がないので今日はさわりだけ…。

今週の『週刊ダイヤモンド』は、なかなか画期的な特集です。

こういう切り口は私が知る限り初めて。

ダイヤモンド



売却希望者向けの特集です。

不動産を売ろうとしている人は要チェックでしょう。

踏み込みが甘い点はあるものの評価していいでしょう。

売却漫画



『週刊ダイヤモンド』、ありがとう。

今まで散々バカにしてゴメン(笑)。



2012.02.01 「王道」の住宅選びらしいです(笑)

昔のダイヤモンド




「やっと、こんな記事が出るようになったか」と感慨深い。

私が以下の記事を書いたのは4年前ですよ。

ホンマに「やっとこさ」です。



2011.01.05 今年のテーマ



今日は時間がないのでここまで。

興味ある人は漫画に目を通しておいて下さい。

続きは明日に書きます。



売却1

売却2



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売る人こそ注意せよ・・・

「不動産の売却で悩んでいる人」に向けた記事でーす。

不動産の売却に興味がない人は飛ばして下さい。

多分、全く面白くありませんので。



不動産の売買仲介の仕組みに興味がある人にとっては役立つかも。

公平・公正に見える不動産仲介のシステムですが、裏側ではトンデモナイことが起きているのですよ。

大手だから、と安心できません。



『ホタルの会』メンバーである岩下師匠と赤山兄貴が「媒介契約(ばいかいけいやく)」について違う角度から論じています。

是非、参考にして下さい。
ホタルの会



まずは赤山さんのブログ。

広告不可物件って何?

広告不可物件って何?つづき



次に岩下さんのブログ。

マイホーム売却講座 前編

マイホーム売却講座 後編



「仲介」の世界では、こういうことが日常茶飯事。

嫌な世界だねえ(涙)。

甘いマスクの悪魔にだまされないように!
baikyaku6-1.gif



ちなみに、ギリギリ合法です。

法律を守りながら人をだますことはできるちゅうこと。



すごく嫌な言い方をします。

購入希望者をだまし
2000万円の価値しかない物件を
2500万円で売りつけることは難しいです。



それに比べれば…。

売却希望者をだまし
2500万円の価値がある物件を
2000万円で売らせることは簡単なんです。




そういうこと。

くれぐれもお気をつけ下さい。

本当ですよ。



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情報の独占…2

《前回の続き》



さて、ここで問題です。

A不動産は、山田さんの物件を2000万円で買おうとしている佐藤さんに売ろうとするでしょうか?

それとも、1800万円で買おうとしている鈴木さんに売ろうとするでしょうか?



正解は…。

できることなら自社から1800万円で買おうとしている鈴木さんに売ろうとする、です。

状況が許せば、つまり、売主にバレなければ、1800万円で鈴木さんに売ろうとします。



もちろん、そうすれば売主の山田さんは200万円も損をするのは間違いありません。

それが分かっていて、何故、A不動産は1800万円で売ろうとするのか?

2000万円で売った方が、山田さんから貰える仲介手数料も増えるのに…。



理由はカンタン。

そっちの方がA不動産は儲かるからです。

たった、それだけのこと。

山田さんの手元にいくら残るかなんて、A不動産の売上には関係ないのです。



何故、儲かるのかを念のために説明しましょう。

まずは、2000万円で買おうとしている佐藤さんのケース。


山田(2000万円) → A不動産 ⇔ Bエステート ← 佐藤(2000万円) 


この場合、A不動産は山田さんからだけしか仲介手数料を貰えません。

正規手数料であれば693000円。

佐藤さんが支払う仲介手数料はBエステートが集金します。



一方、1800万円で買おうとしている鈴木さんのケース。


山田(1800万円) → A不動産  ← 鈴木(1800万円)


この場合だと、A不動産は山田さんからも鈴木さんからも仲介手数料を貰えるわけ。

正規手数料であれば630000万円を二人から貰えます。

つまり、1260000円。



だから…。

できることならA不動産は1800万円で買おうとしている鈴木さんに売ろうとします。

信じられないかもしれませんが、実際に、こういうことは起きている。



もちろん、道徳・倫理・人の道から考えれば許されることではありません。

可哀想なのはA不動産を信じた山田さんです。

しかしながら、大きな会社ほど数字(売上)が支配します。

浪花節は二の次です。



その結果、こういう状態が生まれる。

こんな状況はいたるところに起きていますが、売主のことを考えれば許されることではない。

そうでしょ?
イラスト訂正



興味があるから「見たい」と言ってる人にも見せないのですから、販売を邪魔しているのと同じです。

若い営業マンには悪いことをしている自覚がないことも多いんだけど…。

「何故、ヨソの業者に売らせるんだ!」って怒られるらしいので(←そんなアホな!)。



大きな組織ほど個人の感情ではなく、数字(売上)の論理で動きます。

浪花節では動きません。

大組織にとっては数字が正しいのです。



「何だかよく分からないから、とりあえず大きいところに頼もう」

と考えて大手仲介業者に専属専任で依頼した方々…。

一度、考え直してみてはいかがでしょうか?



阿倍野区の不動産屋エスマガの独り言でした。 

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情報の独占…

現在、再び、ホームページのマイナーチェンジをコッソリと進行中。

書く方がいいか、書かない方がいいか、迷っていることがあった。

きちんと伝わるか不安だからである。



それに、正直、弊害もある。

同業者の皆様、許してね。

アイツ、また要らんこと書いてるって怒られるんだよな…。



話を戻す。

とにかく、内容が中途半端に伝わると…。

「何だかよく分からないけれど、イイカゲンな不動産業者に依頼するとアブナイんだな」

となってしまい…。



「とりあえず名前の通った不動産業者に頼もう」

と、私が狙ったのとは反対方向に話が進んでしまうこともあるのだ。

そういう依頼者こそが大手仲介業者にとってはカモなのだから始末が悪い。



「何だかよく分からないから、とりあえず大きいところに頼もう」

といった人任せの態度が最も危険なのだと、もうそろそろ気付いた方がいいんじゃないかな?

大きな会社ほど数字(売上げ)が支配するのだ。



分かりやすく説明する。

昨晩、ツイッターで呟いたら同業者に褒められたので調子に乗って書く。

例えば…。



不動産所有者である山田さんが、大手仲介業者A不動産に2000万円で売却を依頼する。

図で描くと 

山田(2000万円) → A不動産



その状態で、地域密着のBエステートが山田さんの物件を2000万円で買いたいという佐藤さんを見つけた。

図で描くと

山田(2000万円) → A不動産 ⇔ Bエステート ← 佐藤(2000万円) 



上記のような状態になった直後に、A不動産の店舗に山田さんの物件を1800万円で買いたいという鈴木さんが現れたとしよう。

図で描くと

山田(2000万円) → A不動産  ← 鈴木(1800万円)



さて、ここで問題です。

A不動産は、山田さんの物件を2000万円で買おうとしている佐藤さんに売ろうとするでしょうか?

それとも、1800万円で買おうとしている鈴木さんに売ろうとするでしょうか?



続く。



この話を書くと、大手仲介業者の方が安く買えると考える購入希望者が出てくるんだよな…。

人間って自分にとって都合の良い解釈をするからなあ~。

安く買えるんじゃなく、大手仲介業者にとって売上の増える提案をされるだけなんだけどねえ。



阿倍野区の不動産屋エスマガの独り言でした。 

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売却トレーニング・・・

ホームページ経由で受けた売却依頼。

『売却トレーニング』の成果がようやく上がりました。

良かった、良かった~♪



5月14日の日記

大手仲介業者と並行して受ける「一般媒介契約」。

こちらとしては望むところです。



結果は…。

大手2社が最初に査定した価格より、100万円以上も高い価格で売却することができました。

100万円以上ですよ…。



念のために言っておきます。

私が高い価格で売ったのではありません。

大手仲介業者が査定した価格が安すぎるのです。



何故、大手仲介業者が査定する価格は安いのか?

買主に喜んでもらいため???

そうじゃないと売れない???



そんなわけない!!!



詳しく知りたい方は売却トレーニングをお読み下さい。



簡単に説明しましょう。

安く査定し知合いの業者に買い取らせ、再度、売却するつもりだった可能性が高い。

つまり、安い価格で売るつもりではなく、安い価格で買取り高い価格で売ろうとしていた、ということ。

「そういう意図を感じた」と売主さまも仰ってました。



「一般媒介」にして良かった、とも言ってくれました。

1社だけに任せて他には相談できない状態、なんて危険なんです。

当たり前のこと。

ここらへんの事情を皆さまに分かって欲しい。



大手仲介業者に勤める人たちをかばうつもりはありませんが、営業マンが悪いんじゃないんですよね。

こうやって取引の数を増やし、仲介手数料を稼がないと、ノルマを達成できないから仕方がないわけ。

彼らだって可哀想なんです、本当に。

企業の構造が悪いだけ。



東電や九電の報道などを見れば分かってもらえるように、大きいし儲かっている会社だから大丈夫、と安心するのは大間違い。

中身までもキレイとは限りませんから。

大手仲介業者の親会社は、財閥系の企業がついてますから「安心」というイメージが強いと思います。



でも、本当にそうでしょうか?

彼らは大金持ちには優しいですが、庶民にとっても味方でしょうか?

一度、よーく考えてみて下さい。



今回の売主さまも、どこに専属で任せようか?って悩んでいたそうです。

最初は「専属専任媒介契約」という選択肢しか思いつかなかったらしい。

どこに専属で任せるか?だけが問題だ、と。



「専属専任」なんて不動産仲介業者が得するだけで、売主さまには何のメリットもないのにオカシナ話だ。

買う相手が決まる前に不利な契約を結ばされ一方的に縛られて、「大きな会社だから大丈夫」なんて喜んでいるのは日本人くらいのものだと思いますよ。

全面的に任せればヨロシクやってくれるなんて、お人好し過ぎるでしょ、どう考えても…。



くれぐれもお気をつけ下さい。

不動産を売却する時は「一般媒介契約」。

不動産屋に騙されないように…。



阿倍野区で不動産を売却を考えている方は、是非、エステート・マガジンにご相談を!

ウチは「一般媒介契約」で構いません。

というか、ウチは「一般媒介契約」でしか受けませんので安心してご相談下さい。



阿倍野区の不動産屋エスマガの独り言でした。

いつか交響曲のように壮大な音楽が奏でられますように…。

専属専任は是か非か・・・10

ちょっと違う観点から。

アイフォンはソフトバンクでしか買えませんね。

アップルがアイフォンの販売権を、言わば、ソフトバンクに専属専任で依頼しているからです。



私が「専属専任」の依頼を取るタイプの営業なら、これを例え話に使いますね。

「アップルもソフトバンクに専属で頼んでいるでしょう?専属の方が得だからです。」と。

が、本当にそうでしょうか?



アイフォンが発売された当時、日本にはスマートフォンがほとんど存在しませんでした。

スマートフォンを使うにはアイフォンを買うしかなかったのです。

唯一無二の商品だったわけ。



ライバルがない商品ならば、専属専任にだって意味が出てきます。

話が長くなるので省略しますが、アップルとソフトバンクは利害が一致したんでしょうね。

こういうことを「何故だろう?」と考えてみると思考のトレーニングになります。

ソフトバンクは利用者を増やしたかった(利益などよりも)、というのがポイントなんじゃないかな。



ドコモとエーユーがスマートフォンに力を入れ出したので、アイフォンの優位は崩れつつあります。

ライバルが出てきて比較されだすと、専属専任の意義が薄れるのです。

アイフォンが売れたのは商品が優れているからであり、ソフトバンクに専属で依頼したからではありません。



売ろうとしている物件は唯一無二ですか?

他の物件と比較されませんか?

少し考えてみて下さい。



さて、専属専任媒介契約の話。

これで終わりにします。



専属専任で依頼すれば高く売ってくれる…。

こういう幻想は捨てた方が良いのではないでしょうか?

誰もがインターネットを使うこの情報化社会の中で、1つの会社が出した査定価格を信用して、その会社だけに任せるのは、どう考えてもメリットよりもデメリットの方が大きいように思うのです。



現に、不動産を探す人はそういう探し方になってきていますね。

いくつかの不動産会社に声をかけて、不動産を探しながら、その中で自分にとって最もな優秀な営業マンを見つける。

不動産を探しながら、というのがポイントです。

当たり前のことだと思う。



売却希望者はそういう売り方をしません。

いくつかの不動産業者に声をかけて、不動産を売りながら、その中で自分にとって最も優秀な営業マンを見つける。

不動産を売りながら、というのがポイント。



当たり前のことだと私は思うのですが、まだ当たり前になっていません。

売り出す前に販売業者を1つに絞らないといけないなんて誰が決めたの?



自分たちのために作った仕組みを壊したくないから、不動産業者が消費者を騙しているんですね。

「ウチだけに任せて貰えれば普通に営業するよりもアナタにとって好都合です」と。

売主にとって好都合なのではなく、不動産業者にとって好都合なのです(笑)。



「専属専任」「専任」「一般」といった分類ができた当時ならば、多少なりとも意味があったかもしれませんが、もう既に時代は変わりました。

売主様も情報を比較せねばなりません。

「任せて安心」なんて言ってられる時代じゃないんですよ、本当に…。



不動産の売却を希望されている方は、是非、不動産の売却トレーニングをお読み下さい。

読むだけなら損することもありませんから。



阿倍野区の不動産エスマガの独り言でした。

いつか交響曲のように壮大な音楽が奏でられますように…。

専属専任は是か非か…9

第5回『文の里あっとほーむ寄席』終了。

今日の『あっとほーむ寄席』はオモロかったな~。

ライブの楽しさを堪能できました。



今日、やっと分かった。

テレビとライブの一番の違いは何だろう?とずっと考えていたんです。

チラシとホームページの違いに似ているんだな、これが。



ライブは、インタラクティブ(双方向性)なんですよね。

テレビは向こう側で完成させることができますが、ライブは観客と一緒に作るものなんだと気付いた。

今回の『あっとほーむ寄席』は、高座と観客席に一体感があり、観客なんだけど参加している感触があって心地良かった。



そういうホームページを目指したいですねえ。

不動産を売る人と、不動産を買う人と、取引を繋ぐ人(エスマガ)が共に参加するページを目指しております。

ご意見や感想がありましたら遠慮なく仰って下さい。



さてさて、専属専任の話。

退屈な人はゴメンナサイ。

熱意や情熱で不動産を高く売れるか?という話でした。



ホームページにも書きましたが、買主を言いくるめて(あるいは騙してでも)高く売ってくれ、と考えている売主様が、ごくまれにおられます。

一般的な相場だったら2500万円でしか売れない物件を、営業力のある会社だから2800万円で売る…。

そういうことを期待しているわけ。



買主を騙す相手、つまり、敵と捉えているんですね。

私はそういう自分勝手な方の依頼は受けません。

どうぞ、他の業者にご依頼下さい。



逆の立場になって考えれば分かりませんか?

「他の業社だったら2500万円が関の山でしょう。しかし、ウチだったら2800万円で売れます!」

こんな営業トークを売主にする不動産会社から、あなたは買いたいですか?



そして、現在の情報社会の中で、そんな自分勝手なことが可能だと思いますか?

インターネットの普及により、不動産を探す人の情報量はハンパじゃありません。

冷静に考えればオカシナ話だと分かるのに、自分に都合の良い話だと信じてしまう。



最近のお客様は、昔のお客様と違い情報をたくさん持っています。

たくさんの会社のホームページを見ているので、こちらが知っている情報は、相手も知っていると考えるべきです。

昔はチラシしか情報源がありませんでしたが、今では自分が探している地域の情報はすぐに調べることができますので。



A社だったら2500万円でしか売れないけど、ウチだったら2800万円で売れる…。

ハハハ(笑)

ウソつけ!(怒)



自分から買おうとしている人の前で同じことを言えるのか?

こういう話を聞くたび、不動産業界の汚さに反吐(へど)が出そうになります。

売主には「より高く売ります」と言ったあと、買主には何と言うつもりなのか…。



この際だから、ハッキリ言いましょう。

A社が2500円でしか売れない物件は、ウチでも2500万円でしか売れません。

その代わり、多少は早く、リスクは少なく、そして売主様にとって快適に売る自信はあります。



続く。



阿倍野区の不動産エスマガの独り言でした。

いつか交響曲のように壮大な音楽が奏でられますように…。

専属専任は是か非か・・・8

今日の午後3時から、『文の里あっとほーむ寄席』です。

午前中に準備完了させました。
高座



午後3時~4時半までは電話に出ることができません。

よろしくです。



さて、前回の続き。



昔は、チラシを使って物件のプロモーションをするのに、今よりずっとお金と手間がかかったということ。

だから、他社で売れてしまえば1円も入らないような物件に対して、大きな宣伝予算を組むことができなかった。

そういう意味で15年前ならば、「専属専任の方が高く売れる」ということもありえたかもしれません。




が、今は違います。

コンピューターが普及し、不動産屋の事務所で簡単にチラシを作ることができるようになりました。

極端な言い方をすると、1件が載っているチラシを配布するのも、8件が載っているチラシを配布するのもコストは変わりません。



今、ほとんどの不動産業者は1枚のチラシに4~8件の情報を載せています。

コストが同じなら、できるだけ多くの情報を載せた方が得だからです。

他社が受けていようが自社で受けていようが、反響の可能性があるのならチラシに載せます。



ですから、専属専任で1社に情報を独占させ宣伝広告費を増やして貰うよりも、何社かに依頼し複数の会社に力を入れて貰うほうが、

より多くの人に、

より早く、


情報が伝わると私は思う。



ここまでがチラシに関しての話。

そして、情報の伝わり方にインターネットが加わりました。

インターネットがチラシよりもコストが安いのは、皆さんもご存知ではないでしょうか?



どうですか?

専属専任で依頼する方が、より早く、より高く、売れると思いますか?



まだ、そう考える人がいるかもしれませんね。

何故なら、一生懸命に営業してくれるから、その熱意で高く買ってくれるように買主を説得してくれるかもしれませんので…。

熱意や情熱で高く買って貰う?



次はインターネットが不動産売買に与えた影響の話。

続く。

寄席の受付に行きマース。



阿倍野区の不動産エスマガの独り言でした。

いつか交響曲のように壮大な音楽が奏でられますように…。

専属専任は是か非か…7

「ツイッターを炎上させるなんて、不動産業界、広しと言えども定山さんくらいのものですよ」

と15歳も年下の同業者に褒められた。

ひょっとすると、馬鹿にされたのかもしれないけど褒められたことにする(笑)。



さて、前回の続き。

忘れている人も多いと思うので一番最初に話を戻す。



「専属専任で依頼する方が高く売れる印象を受けた」

という売主の言葉。



「専属専任(あなた一社に任せます)だったら一生懸命に営業するから高く売れる、一般(他社にも並行して依頼する)だったら少し手を抜くので高く売れない」

こう感じたそうです。



専属専任で依頼した方が高く売れる?

専属専任で依頼した方が早く売れる?

本当でしょうか?



15年前ならば分からないこともないのです。

当時と今とでは情報の伝わり方が違いますので。

とにかく、昔はプロモーションにお金がかかった。



私が業界に入ったばかりの15年前…。

まだ見ぬお客様に情報を伝える方法はチラシしかありませんでした。

他にはリクルートの週刊住宅情報くらい。



当時、コンピューターといってもワープロ(一太郎かワード)か表計算(ロータスかエクセル)のみでグラフィックソフトなんて普及していなかった。

私が勤めていた会社には間取り作成ソフトさえなかった。

で、チラシを作るのにどんなことしてたか?



1. 方眼紙で間取り図を描く。

2. ワープロソフトで印刷した言葉をハサミでチョキチョキ切る。

3. 厚紙に図面と言葉をノリで貼り付ける。

4. それを輪転機で印刷する。



今となっては自分でも信じられないですが、1つの物件の広告を作るのにこれだけの手間がかかったんです。

しかも、事務所にパソコンなんて1つしかありませんから、新人は先輩が終わるのも待たないといけない。

夜中の3時までチラシを作成していた、なんて当たり前の時代でした。



しかも、物件は1つ!

1つですよ。

全部が手作業だからA4用紙に物件が1つ。



たくさん載せちゃうと汚くなってしまって見にくい。

しかも、売買物件は売れてしまえば終わりなのに、1つ作るのに時間がかかる。

そんなこともあり、紙1ページには物件は1つ、多くて2つ。

両面で片ページに1つずつ、というパターンが多かったんじゃないかな。



今、そんなことしてたらアホですね。

例えば、ウチの事務員さんに4つの物件資料を渡し、1時間後、事務所に戻ればこれくらいチラシはできてます。

使うのはパソコンのみ。

集合チラシ



当時、こんなチラシが作れるのは広告代理店だけだったんじゃないかな?

ひょっとすると、大きな会社はもう少し進んでいたかもしれないけど、そんなには変わらないと思います。

この日記を書きながら思い出した当時の社長の言葉。

キレまくってたな…。



何で、他の業者が受けてきた物件を、ウチが金を使って広告せなアカンねん!!!

お前らアホか!

物件をあげて来い、物件を!

そしたらナンボでも広告したるから



1つの物件をまだ見ぬお客様に知ってもらうための、お金と手間が今とでは違ってたんです。

15年前ならば専属専任の方が高く売れたかもしれない、15年前ならば専属専任の方が早く売れたかもしれない、

という意味が伝わりましたでしょうか。



「何で他が受けてきた物件をウチが金使って広告せなアカンねん?」に全てが集約されていると思います。

では、今はどんな風に事情が変わったのでしょう?

続く。



阿倍野区の不動産エスマガの独り言でした。

いつか交響曲のように壮大な音楽が奏でられますように…。
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株式会社エステート・マガジン
代表取締役

定山 光絡
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