夜市(よいち)後…
祭りの後。
これは夜9時の写真である。
いつもの商店街に戻っている。
残されたのは大量のゴミだけ。
ほんの3時間前は、こんな風景だったのだ。
一年365日のうち、夜市(よいち)の日だけは、『文の里商店街』に30年前の姿が蘇(よみがえ)る。
平日の昼間でも自転車に乗ったままでは通られへんかったんや
オッサン・オバハンたちから何度も聞きました。
昔は毎日がこんな感じだったらしい。
そんなことはともかく…。
祭りが終われば後片付けが待っている。
夜8時から9時30分くらいまでは後片付けタイム。
(ゴミの一部)
かなりクタクタなはずなんだけど、ある種の高揚感があるせいか、テキパキと動ける。
やっぱりお客さまがたくさん来て、笑顔で「ありがとう」と言ってくれれば、それだけでハッピーになれるんだよな。
これは理屈じゃなく本能みたいなものだと思う。
掃除を終えて、商店街事務所に集合。
打ち上げが始まる。
缶ビールとお茶、お寿司に夜市(よいち)の残り物。
お腹がすいてるおかげでスゴク美味しい。
皆で食事をしながら、今年の夜市(よいち)を振り返る。
良かったこともあれば、悪かったこともありました。
ハッキリ言って、全く儲かっていないんだけど、何だか楽しいというところはあるんですよね。
クラブ活動とか文化祭に近い感じ。
何なんでしょうね、あれは???
良かったところと、悪かったところ。
例えば、ジャガイモは50kg仕入れて完売だけど、アメリカンドッグは640本仕入れて売れ残った、とかね。
「ああ、やっぱり仕入れ過ぎたな~」とか「ちょうどやったな、計算通り」なんてワイワイガヤガヤ。
他に、今年の悪かったところは騒音の苦情が出たこと。
警察が出動したらしい。
苦情の原因は『風船わり』のパンという音。
最近、つくづく思う。
全ての人が満足してくれるなんてない。
たとえ99人が満足してくれていても、1人くらいは不満を持っている人がいる。
これは本当に難しいところです。
夜市(よいち)を運営している側からすると、
「地域の子供たちが喜んでくれているんだし、我々もボランティアでやってるんだし、それくらい我慢してよ」
と思わないでもないのだけれど、その我々の思いを多数派という理由で、少数派に押し付けるわけにはいきませんからね。
やはり、できるだけの配慮をしなければならない。
そういった配慮がなければ地域貢献ではなくなってしまう。
ただの押し付けになる。
自転車置き場と騒音は来年も課題になるだろうなあ。
そういう見えないところの運営が大変なのよ。
そして…。
今年の良かったところ。
それは子供たちに準備を手伝ってもらったこと。
各商店の子供たちが手伝うことは、これまでにもあったのですが、今回のように、商店街とは直接関係ない子供たちを募集するのは初めてでした。
で、やってみて分かったんだけど、子供たちはとても喜んでくれたし、結果としては、子供だけじゃなく、その親たちも夜市(よいち)運営に興味を持ってもらえることが分かりました。
その感触は、ヨーヨー作りを見ていた周りのオッサン・オバハンたちにも伝わったようで、夜市(よいち)の準備の中で子供たちにもできる作業を探そう、という雰囲気になっています。
非常に良い傾向だと思う。
ただ、今のところ、子供たちが手伝える作業は限られているんですけどね。
衛生面や安全面から、食品の準備はダメと言われています。
ということは、ほとんどがダメになる。
子供たちが手伝えることを考えていきたい。
ここから先は焦らず長い目で少しずつ、夜市(よいち)を変化させていければいいな、と思う。
表現は悪いけど、上手く近隣住民を巻き込むことができれば、きっと良い変化になるんじゃないかな。
商店街組合の理事、宅建協会の評議員としての活動を通じて、私は学びました。
どんなアイデアや意見にも反対や不満が必ずあり、その反対や不満を間違っているとは誰にも言えないことを。
その反対に対して賛成多数という理由で押し潰そうとすると必ず反動が出ます。
そして、かえって前に進まない。
もし、こういった変化がエステート・マガジンという小さな会社の中で行われるならば、社長の私が独断で決めるのは構わないけれど、商店街組合とか宅建協会は多くの会員さんが同等の立場のコミュニティですからね。
誰かの主観が入った正しいという判断を押し付けることはできません。
少しずつ変わるしかない。
夜市(よいち)2014が変化への第一歩になってくれたら嬉しいなあ。
来年の夜市(よいち)が楽しみです。
阿倍野区の不動産屋の独り言でした。
売却も購入も阿倍野区の不動産のことならエステート・マガジンへご相談下さい。
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≪エスマガ・ホームページ≫
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≪定山の頭の中≫
これは夜9時の写真である。
いつもの商店街に戻っている。
残されたのは大量のゴミだけ。
ほんの3時間前は、こんな風景だったのだ。
一年365日のうち、夜市(よいち)の日だけは、『文の里商店街』に30年前の姿が蘇(よみがえ)る。
平日の昼間でも自転車に乗ったままでは通られへんかったんや
オッサン・オバハンたちから何度も聞きました。
昔は毎日がこんな感じだったらしい。
そんなことはともかく…。
祭りが終われば後片付けが待っている。
夜8時から9時30分くらいまでは後片付けタイム。
(ゴミの一部)
かなりクタクタなはずなんだけど、ある種の高揚感があるせいか、テキパキと動ける。
やっぱりお客さまがたくさん来て、笑顔で「ありがとう」と言ってくれれば、それだけでハッピーになれるんだよな。
これは理屈じゃなく本能みたいなものだと思う。
掃除を終えて、商店街事務所に集合。
打ち上げが始まる。
缶ビールとお茶、お寿司に夜市(よいち)の残り物。
お腹がすいてるおかげでスゴク美味しい。
皆で食事をしながら、今年の夜市(よいち)を振り返る。
良かったこともあれば、悪かったこともありました。
ハッキリ言って、全く儲かっていないんだけど、何だか楽しいというところはあるんですよね。
クラブ活動とか文化祭に近い感じ。
何なんでしょうね、あれは???
良かったところと、悪かったところ。
例えば、ジャガイモは50kg仕入れて完売だけど、アメリカンドッグは640本仕入れて売れ残った、とかね。
「ああ、やっぱり仕入れ過ぎたな~」とか「ちょうどやったな、計算通り」なんてワイワイガヤガヤ。
他に、今年の悪かったところは騒音の苦情が出たこと。
警察が出動したらしい。
苦情の原因は『風船わり』のパンという音。
最近、つくづく思う。
全ての人が満足してくれるなんてない。
たとえ99人が満足してくれていても、1人くらいは不満を持っている人がいる。
これは本当に難しいところです。
夜市(よいち)を運営している側からすると、
「地域の子供たちが喜んでくれているんだし、我々もボランティアでやってるんだし、それくらい我慢してよ」
と思わないでもないのだけれど、その我々の思いを多数派という理由で、少数派に押し付けるわけにはいきませんからね。
やはり、できるだけの配慮をしなければならない。
そういった配慮がなければ地域貢献ではなくなってしまう。
ただの押し付けになる。
自転車置き場と騒音は来年も課題になるだろうなあ。
そういう見えないところの運営が大変なのよ。
そして…。
今年の良かったところ。
それは子供たちに準備を手伝ってもらったこと。
各商店の子供たちが手伝うことは、これまでにもあったのですが、今回のように、商店街とは直接関係ない子供たちを募集するのは初めてでした。
で、やってみて分かったんだけど、子供たちはとても喜んでくれたし、結果としては、子供だけじゃなく、その親たちも夜市(よいち)運営に興味を持ってもらえることが分かりました。
その感触は、ヨーヨー作りを見ていた周りのオッサン・オバハンたちにも伝わったようで、夜市(よいち)の準備の中で子供たちにもできる作業を探そう、という雰囲気になっています。
非常に良い傾向だと思う。
ただ、今のところ、子供たちが手伝える作業は限られているんですけどね。
衛生面や安全面から、食品の準備はダメと言われています。
ということは、ほとんどがダメになる。
子供たちが手伝えることを考えていきたい。
ここから先は焦らず長い目で少しずつ、夜市(よいち)を変化させていければいいな、と思う。
表現は悪いけど、上手く近隣住民を巻き込むことができれば、きっと良い変化になるんじゃないかな。
商店街組合の理事、宅建協会の評議員としての活動を通じて、私は学びました。
どんなアイデアや意見にも反対や不満が必ずあり、その反対や不満を間違っているとは誰にも言えないことを。
その反対に対して賛成多数という理由で押し潰そうとすると必ず反動が出ます。
そして、かえって前に進まない。
もし、こういった変化がエステート・マガジンという小さな会社の中で行われるならば、社長の私が独断で決めるのは構わないけれど、商店街組合とか宅建協会は多くの会員さんが同等の立場のコミュニティですからね。
誰かの主観が入った正しいという判断を押し付けることはできません。
少しずつ変わるしかない。
夜市(よいち)2014が変化への第一歩になってくれたら嬉しいなあ。
来年の夜市(よいち)が楽しみです。
阿倍野区の不動産屋の独り言でした。
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