電通(でんつう)という企業…7

北島三郎の『祭り』が流れる中、神輿(みこし)に乗った日下慶太氏が登場。

カツラじゃないことがアナウンスで告げられると場内は騒然となった。

タイトル通り、『日下祭』の始まりである。

日下祭



神輿(みこし)は日下氏を乗せたまま会場内を練り歩く。

思てたんとちゃう!!!

心の中で私は唸った。

日下登場2



佐治敬三賞授賞パーティという認識で私はパーティに来ていた。

私の戸惑いをよそに、舞台に設置された椅子に日下氏は堂々と座る。

その姿を見てやっぱりアホだと私は思った(笑)。

日下氏
(カツラじゃありません、ホントに剃ってます)



真面目な顔して何してんねん(笑)!!!



司会者が説明を始める。

今日のパーティは日下王(くさかおう)に我々が芸を奉納(ほうのう)するという形式で行われます

その芸を観た日下王(くさかおう)が褒美として演者に金塊をくれる、そういうコンセプトです

芸の評価に応じて金塊の量は変わります

そういう内容だった。

金塊チョコ
(実際に使われた金塊、中身はチョコレートです)



さらに、司会者は続ける。

これから舞台の上で延々とアホなことを続けます

我々は勝手に続けますので、飽きた人は遠慮せず帰って下さい



実際の表現はもう少し丁寧だったかもしれないが、要するに、そういうことであった。

司会者が何を言ってるのか、私にはよく理解できなかった。

私は佐治敬三賞授賞パーティに来ているのだ。



我々は勝手に続けるから、飽きた人は遠慮せずに帰っていいです???

そんなパーティがあるだろうか。

私は混乱した。



私の混乱など全くお構いなしに、司会者は進行を続ける。

日下王(くさかおう)に芸を披露するトップバッターが舞台の上に現れた。

トップバッターはマイクを持って何かを喋っている。



記憶が少し曖昧なのだが、トップバッターは日下氏の先輩であったと思う。

ひょっとすると同僚と言ったかもしれない。

いずれにせよ、電通の社員であり、年齢から察するに中堅であろう。



電通(でんつう)、国内最大の広告代理店。

国内でのシェアは50%を超える。

年間の連結売上高は約2兆円。



堂々たる大企業である。

就職するのが最も難しい企業の一つなのではないか。

誰にでも入れる会社ではないはずだ。



そんな会社の中堅社員である先輩(だと思う)は舞台でマイクを握っている。

メロディが流れ始めた。

そのメロディは細川たかしの『浪花節だよ人生は』であった。

浪花節



『浪花節だよ人生は』の歌詞は

”飲めと言われて素直に飲んだ~”

から始まる。



しかし、先輩は

”させと言われて素直にさした~”

と歌った。



そして、”さした~”の部分で、自分のおでこに爪楊枝(つまようじ)を刺した。

コロッケが物真似をする時に浮かべるような表情をしながらであった。

いきなりトップギヤか!と私は思った。

コロッケ



次の歌詞は”肩を抱かれてその気になった~”のはずである。

それなのに、やっぱり先輩は”させと言われて素直にさした~”と歌う。

もちろん、おでこに爪楊枝(つまようじ)を刺した。



”馬鹿な出会いに~”の部分も”させと言われ~て素直にさ~し~た”と歌い爪楊枝(つまようじ)。

”よせばいいのに~”のところも同じように歌い、先輩はおでこに爪楊枝(つまようじ)を刺した。

その時点で先輩のおでこには爪楊枝が4本も刺さっていた。



先輩がおでこに爪楊枝を刺すたびに、悲鳴と歓声があがる。

特殊体質なのか、それとも仕掛けがあるのか、よく分からない。

もう、そんなことはどうでもよかった。



1番が終わり間奏が流れいるあいだ、先輩はリズミに合わせて体を動かしている。

先輩の動きに合わせ、おでこの爪楊枝も気持ちよさそうに揺れる。

先輩はこれからどうするつもりなのか?



2番も同じように歌うのだろうか?

他人事(ひとごと)ながら私は心配になった。

このままでは間(ま)が持たないはずだ。



『浪花節だよ人生は』の2番が始まる。

私はハラハラしながら続きを待った。



さすがの先輩は当然のように変化を加える。

”燃やせと言われ素直に燃やした~”と歌ったのである。



いつのまに手にしたのだろう?

先輩の手にはライターが握られていた。

そのライターで先輩は自分のおでこに刺さっている爪楊枝(つまようじ)の先に火を点けた。



しかし、爪楊枝(つまようじ)は燃えにくいようで、黒く焦げるものの、燃えるまではいかない。

先輩はそんなことを気にかける様子もなく、次のフレーズも”燃やせと言われ素直に燃やした~”と歌いながら爪楊枝(つまようじ)に火を点ける。

やはり燃えない。

3フレーズ目だったろうか、4フレーズ目だったろうか、ついに爪楊枝(つまようじ)が燃え、小さな炎(ほのお)を出した瞬間…。



アッチ~、アッチ~、アッチ~

先輩は悲鳴をあげた。

ドカンと歓声が沸く。



Σ(゚д゚lll) ナ、何という下らない芸だ…

私は半ば呆れ、半ば感心した。



トップバッターが披露した芸がこれであった。

私は混乱の極致にいた。

自分が何のパーティに来ているのか分からなくなっていた。

佐治敬三賞受賞パーティではなかったのか?



しかし、気を取り直す。

「いや違う、先輩は電通関西支社が誇る宴会(えんかい)部長なのだ」と考えることにした。

どんな組織にだって宴会部長はいる。



宴会になれば「私の出番です」みたいな人が存在するのだ。

従業員が数名の中小企業にだっているし、草野球チームにだっている。

島津製作所にもいるだろうし、ひょっとすると農林水産省にだっているかもしれない。



先輩は名物宴会部長の役割を果たすべくトップバッターとして場を盛り上げただけ。

私はそう考えることにした。

そう考えないことには話の寸法が合わない。



しかし、私の予想はことごとく裏切られることになる。

日下祭は始まったところであった。



つづく…。



すいません。

先輩が披露した芸を文章で描写しているうちに結構な量になってしました(笑)。

次こそ終わらせます。



阿倍野区の不動産屋の独り言でした。 

売却も購入も阿倍野区の不動産のことならエステート・マガジンへご相談下さい。

もっとエスマガのことが知りたい方は以下のサイトを!



ホームページは物件情報が中心。
エスマガ・ホームページ

フェイスブックは同業者に向けたメッセージ。
 定山のフェイスブック

ツイッターは現在進行形のエスマガと定山。
定山の頭の中



po30.jpg
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

さだやま

Author:さだやま
株式会社エステート・マガジン
代表取締役

定山 光絡
(さだやま みつらく)

リンク
カテゴリー
月別アーカイブ
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
管理者
twitter
FC2カウンター
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
ブログ
204位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
社長ブログ
6位
アクセスランキングを見る>>
ほんだな
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる