アホを普通にさせる値段…3

前回の続き。



あれは、いつだったのか。

確か、2015年9月のいつかだったと思うんだけど、今となっては正確な日を思い出せない。

息子と2人で話をしました。



仏頂面の息子。

ほとんど目も合わせようとしない。

私の前にボーッと立っている。



 勉強、頑張ってるらしいな

 ハイ(小さな声)

 塾の授業を増やしたいってホンマか?

 ハイ(小さな声)



念のために解説しておくと、この「ハイ」は素直な「はい!」ではない。

感情を押し殺した、全く抑揚(よくよう)のない、機械音声のような「ハイ」である。

反抗期特有のものなのか、ウチの息子だけのものなのか、よく分からない。



言葉に感情がこもってないのは、できるだけコミュニケーションをとりたくないという意思の表れであろう。

私には拒絶としか感じられない。

ついカッとなってしまい私は声を荒らげてしまった。



お前は勉強もせんくせに金のかかる方法ばっかり選びやがって!

何や、その態度は!



そして、言ってしまった瞬間に嫌な気持ちになった。

だけど、口から出てしまった言葉はもう戻らない。

今でも私はこの時のことを反省し後悔している。



案の定、息子はうつむき床の一点を見つめた。

顔には「だから話をするの嫌やねん、このクソジジイ」と言いたそうな表情が浮かんでいる。

「そんな言い方せんでいいやん」と小さな声でつぶやいた。



息子には息子の言い分があり、これが彼なりの精一杯なのかもしれない、と私は思った。

授業を増やしたいのなら、もっと違った表現や態度があるはずなんだけど、それを簡単にできないのが「思春期・反抗期」の不思議で、意味もなくやさぐれた態度をとる。

その昔、ジェームス・ディーン主演の『理由なき反抗』って映画があったけれど、そのタイトル通りである(笑)。

理由なき反抗



理由もなく反抗してくるのだから、対処の方法はないのかもしれない(彼らなりの理由があるのだろうけど、大人にはその理由が分からない)。

私は改めて孟子を偉いなと思った。

反抗期の子供に苦しむ父親はすべからく『父子の間は善を責めず、善を責むれば則ち離る』と暗唱すべきである(笑)。



「お母さんには感謝しろよ」とだけ言い残し、私は部屋から出ていくことにした。

その時に私が考えていたのは「どうやら勉強する気はあるんやな」ということ。

私やヨメサンがどれだけ触っても反応しなかった息子の『やる気スイッチ』を作動させることに、アホみたいに授業料が高い塾は成功したことになる。

やる気スイッチ



古(いにしえ)は子を易(か)えて之を教う。

(昔の親は自分の子供を自ら教えるのではなく、他人の子供と取り換えて教え諭(さと)したのである)



自分が師匠になるのではなく、良い師匠を見つけてあげること。

私はそう解釈しました。

これは金を出すしかないな、と決断した瞬間でした(涙)。



つづく。









阿倍野区の不動産屋の独り言でした。 

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